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『プリコラージュ -IDOLIZED-』評価・レビュー|ネットストーカーゲームから見えてくるSNSの危険さとアイドル消費【感想】
『プリコラージュ -IDOLIZED-』はSNSを題材にしたアドベンチャーゲームだ。 物語はK-POPアイドル・セナの失踪からはじまる。プレイヤーはセナのSNS上の投稿から手がかりを見つけ、行方を追っていく。 ミステリーとして楽しめる作品だが、単なる謎解きゲー... -
『和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE』評価・レビュー|本格~新本格推理小説っぽいのに気軽に遊べるミステリーアドベンチャー【感想】
『和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE』は刑事である和階堂が事件に挑むミステリーアドベンチャーゲームだ。 本作には難解な謎解きはなく、物語を味わうことに重点を置かれている。本格推理小説の雰囲気を味わいながらも気軽に遊べる作品だ。表情がつかめな... -
『ANGEL WHISPER(エンジェルウイスパー)』Switch版評価・レビュー|恐怖の大王が降ってくる!? 世紀末サスペンスアドベンチャー【感想】PR
『ANGEL WHISPER(エンジェルウイスパー)』はサスペンスアドベンチャーゲームだ。 忽然と姿を消したゲーム作家・由島。プレイヤーは彼の遺作「ANGEL WHISPER」をプレイし、その身に何が起こったのか、真相に迫る。 恐怖の大王・アンゴルモアをテーマにした... -
『最近の日常的不可思議 Monday Loop』レビュー|解像度のギャップが心地よいデジタルノベル【評価・感想】
『最近の日常的不可思議 Monday Loop』はPlastic Tekkamaki Manufacturingが制作したフリーのデジタルノベルだ。本作は同プロジェクトにとって3本目のタイトルとなる。 すでにリリースされている2作品『深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to』、... -
『Road 96』レビュー|命をかけ国境へと旅する若者のロードムービー的アドベンチャー【評価・感想】PR
『Road 96』は主人公が命がけで国境を超える旅を体験するアドベンチャーだ。 主人公は独裁国家から脱出するため、国境を目指す名もなき若者。旅のエピソードは内容や順番がランダムに選ばれ、プレイヤーによって異なる旅が体験できる。 旅の途中で出会うキ... -
『A Memoir Blue』レビュー|浮遊感に包まれる追憶のアドベンチャー【評価・感想】
『A Memoir Blue()』は幻想的な雰囲気のアドベンチャーだ。トップアスリートとなった主人公が、過去に母娘の間で抱えた苦悩やすれ違い、深い愛情が幻想的な雰囲気をまとって描かれている。 ストーリーは言語に頼らず、美しい映像表現だけで進行する。映像... -
『非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore』レビュー|都市伝説×社会派デジタルノベル【評価・感想】
『非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore』はPlastic Tekkamaki Manufacturingが制作したフリーのデジタルノベル。 オカルト雑誌の新人記者が怪しげな噂を取材していく過程で社会の暗部を暴いてしまう。 メインの女性キャラクター2人の軽妙なトークと、... -
『深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to』レビュー|深夜の空気感を絶妙に表現した傑作【評価・感想】
『深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to』はPlastic Tekkamaki Manufacturingが制作したフリーのデジタルノベルだ。 兄妹が深夜の街を歩きながら、なんでもない会話をかわす。ひとクセあるトークと深夜の空気感を反映したサウンドが心地よい作品... -
『No Longer Home(ノーロンガーホーム)』レビュー|心の機微を味わう別れと自立の物語【評価・感想】
『No Longer Home(ノーロンガーホーム)』は「別れ」をテーマにしたアドベンチャーゲーム。 開発のハナ氏とセル氏の実体験に基づき、フィクションを織り交ぜながら制作された半自伝的作品だ。 主人公のボーとアオは大学卒業を機に共同生活を解消する。別れ... -
『返校 Detention』レビュー|1960年代の台湾を舞台にしたオリエンタルホラー【評価・感想】
台湾では1947〜1987年の長きにわたり、政府による共産主義・反政府主義への激しい弾圧が行われた。 『返校』は台湾のインディーズゲーム制作会社『Red Candle Games(赤燭遊戯)』があえて歴史の暗部に光をあて、開発したホラーゲームだ。 『返校』の意味... -
『ヘッドライナー:ノヴィニュース』レビュー|世論を動かす社会派ゲーム【評価・感想】
ニュースでは「誰々が悪い」と断じている。最初は気にもしていなかった。 そのニュースを何度も目にするうちに、それが真実であるかのように錯覚しはじめる。この人は悪人なのだと。 『ヘッドライナー:ノヴィニュース』タイトル画面 『ヘッドライナー:ノヴ...
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