ゲームレビュー– category –
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『Root Film(ルートフィルム)』レビュー|島根を舞台にしたトラベルミステリー・アドベンチャー【評価・感想】
探偵小説の中にトラベルミステリーというジャンルがある。観光地など旅の情景を活かしたストーリーは、2時間ドラマなどでおなじみだ。 『Root Film』はミステリーアドベンチャーゲーム。 島根を舞台に、映像監督である主人公が殺人事件の捜査に関わる。 共... -
Switch『私だけいれば問題ないよね』レビュー| ヤンデレオンパレードのライトなギャルゲー【評価・感想】
ヤンデレと言う言葉を知っているだろうか。 「病み」と「デレ」を組み合わせた言葉で、恋心が募った末に病んでしまう状態を指すものだ。 ギャルゲーのヒロインの中には主人公に強く当たる「ツンデレ」が大体1人ぐらいいるものだ。 しかし、主人公に病的な... -
『返校 Detention』レビュー|1960年代の台湾を舞台にしたオリエンタルホラー【評価・感想】
台湾では1947〜1987年の長きにわたり、政府による共産主義・反政府主義への激しい弾圧が行われた。 『返校』は台湾のインディーズゲーム制作会社『Red Candle Games(赤燭遊戯)』があえて歴史の暗部に光をあて、開発したホラーゲームだ。 『返校』の意味... -
『ワールドエンド・シンドローム』レビュー|ギャルゲー×伝承ミステリーアドベンチャー【評価・感想】
魅果町には伝説がある。 《黄泉人伝説》 100年に1度、町に死者がよみがえる。死者は自分が死んでいることに気づかないまま、生者に混じって生活をしている。 そして夏の終わり、彼らは正気を失い、突如生者に襲いかかってくるのだ。 『ワールドエンド・シ... -
『Tokyo Dark (東京ダーク)- Remembrance -』レビュー|SAN値が乱高下する胸クソサイコホラー【評価・感想】
単純なホラー、ありきたりなミステリーゲームにはもう飽きた。 もっと、もっと、人の狂気が見たい。私は……そんなゲームに出会ってしまった。 『Tokyo Dark - Remembrance -(東京ダーク -リメンバランス-)』はCherrymochiが開発したホラーアドベンチャーゲ... -
『ヘッドライナー:ノヴィニュース』レビュー|世論を動かす社会派ゲーム【評価・感想】
ニュースでは「誰々が悪い」と断じている。最初は気にもしていなかった。 そのニュースを何度も目にするうちに、それが真実であるかのように錯覚しはじめる。この人は悪人なのだと。 『ヘッドライナー:ノヴィニュース』タイトル画面 『ヘッドライナー:ノヴ... -
18年待った『シェンムーIII』を思い入れ全開でレビュー【評価・感想】
2001年のシェンムーIIから18年が経った2019年秋、シェンムーIIIが発売された。 18年前、学生だった私は主人公・涼を応援し、彼の愚直さ、力強さをかっこいいものだと受け止めていた。 また、日々アルバイトしたり、訓練に勤しんだりするゲーム自体の真面目... -
PS4『LoveR(ラヴアール)』プレイ感想・レビュー・攻略Tip’s
『LoveR(ラヴアール)』は2019年3月に発売されたPS4向けのギャルゲーだ。 高校2年生の主人公が学校生活のなかで、趣味の写真を通じて6人の女の子と関係を深めていくストーリー。 キャラクターデザインは『ラブプラス』の 箕星 太朗 みのぼし たろう 、プロ... -
不朽の名作ゲーム『街 〜運命の交差点〜』の思い出を振り返る
サターンのゲームは数多くプレイしている私がドハマリしたソフトの1つが『街 〜運命の交差点〜』 『街』は1998年に発売されたソフトだが、その当時では珍しいサウンドノベルというジャンルのゲームだった。 文章を読み進めることがメインのサウンドノベル...