朱元達への手がかり
翌朝、秀瑛さんの部屋で寝ていたところ、手伝いの少女・薫芳梅に起こされる。
秀瑛さんからの伝言で、文武廟の書庫に来るように言われた。
書庫に着くと本の虫干しをやらされる。
本を持って外の机まで運ぶミニゲームがスタート。
ダッシュもできるが、ボタン操作が面倒になるので、おとなしく歩いて運ぶほうが良い。
しばらくは毎朝虫干しをやることになる。
虫干しが済むと、秀瑛さんに朱元達のことを聞く。
「気持ちが落ち着くまでは虫干しに専念しろ」と言われてしまい、情報はつかめず。
毎回ゲームが終わると、白い中華服の男(漢輝)が技書をくれる。技書を読んだだけで、技が修得できるお気軽なシステムとなっている。
近くで朱元達について聞き込みをすると「大老武術なら分かるかも?」と言われる。
大老街にある武具などを販売する店「大老武術」で主人と話す。
「朱元達は五星公司という会社をおこして昔は隆盛を誇っていた」と聞く。
以前は大老武術にもよく来ていたらしい。
「朱元達は武林書という書物を書いており、武林書は文武廟の書庫に保管されている」と聞く。
この日はすでに書庫が閉まっていて翌日に持ち越しとなった。
秀瑛さんの部屋に帰って芳梅と秀瑛さんについて話す。
芳梅は秀瑛さんに憧れているらしい。
秀瑛さんの部屋は大人っぽいのに、なぜかクマのぬいぐるみがあるところがかわいい。
翌日も芳梅に起こされて虫干し。
虫干しが終わると漢輝から日本の武術を教えてくれと言われ、型を見せる。
お返しに中国拳法の「冲捶」を教わる。
書庫で武林書を発見したが、鍵がかかっていて読めない。
涼は秀瑛さんに武林書を見せて欲しいと頼む。
秀瑛さんは「物事の本質が分からないようではダメ。落ち葉をつかめるようになれ」と言う。
落ち葉が落ちてくるところにタイミングを合わせて2本指でキャッチするミニゲームがスタート。
ひたすら左スティックで落ち葉を追いかけ、葉の残像が見えたらボタンを押すとキャッチできる。
1度つかめただけでは足りず、3回つかめないと秀瑛さんからOKが出ない。
落ち葉つかみをマスターすると秀瑛さんから鍵を貸してもらえる。
武林書とは拳法の解説書らしい。「虎燕拳」の系譜図に「趙孫明」の名が出てきた。
趙孫明とは、藍帝が涼の父・巌を殺す前に言っていた名前だ。
やはり朱元達は、父の死になんらかの関わりがあるのか……。
武林書から紙切れが落ちてきたが、今の時点では意味がわからない。
紙切れの後ろには朱元達の判が押してあった。
漢輝に紙切れを見せて聞いてみると、「骨董屋に聞いてみろ」と言われる。
茶碗陣
近くの骨董屋を探し、集古堂に入る。
主人に聞くと紙切れに書いてある図は「茶碗陣」だと分かる。
茶碗陣とは、武術家同士のやりとりに使う暗号らしい。
これ以上は桂香さんに聞けと言われ、恩田楼へ。
桂香さんの推測では、これは「朱元達の仲間だということを示す合図」ではないかと分かる。
茶碗を紙切れに書かれた配置通りに並べると、合図になるらしい。
大元楼の部屋に帰ると写真を見ながら泣いている秀瑛さんを見てしまう。
涼に気がついた秀瑛さんは涼と入れ違いに部屋を出ていった。
本に挟んだ写真がひらりと落ちた。涼が拾って写真を見る。色あせた写真に寄り添う少年と少女の姿が写っていた。
裏には「紅紫明 紅秀瑛」と書いてあった。
翌朝、起こしにきた芳梅に紅紫明について聞いてみる。
芳梅は内緒にすることを条件に教えてくれた。
「秀瑛さんは幼い頃、兄・紫明と共に孤児院で育てられた。紫明はある日突然出ていってしまった」そうだ。
芳梅になぜその事を知っているのか聞くと「私も同じ孤児院で育ったから……」と。
深追いしなくても分かるだろ……涼。
虫干しの最中に芳梅がお茶を持ってきてくれる。
涼が「芳梅は猫に似ている」と言うと芳梅は怒っていなくなってしまう。
虫干しが終わると漢輝からまた技書をもらう。
茶碗陣が試せる店を探して聞き込みしていると、大老街の文武菜館を紹介される。
文武菜館で茶碗を並べて待っていると店員から「方来旅社で待て」と書いたメモを渡される。
方来旅社には、そう言えば香港に着いた初日にジョイの口利きで泊めてもらったことがあった。
菜珍街の方来旅社へ向かう途中、通りかかった光武館で玄周善の門下生に呼び止められる。
玄周善からは、友人・桂香さんを地上げ屋から助けたお礼として「シュツ法」を教えてもらう。
玄周善は「武術は人のために使うもの。人助けの役にたてばと思ってな」と釘をさされた。
朱元達の側近
方来旅社で数時間待っていると電話がかかってくる。
電話の主から大老街の文武公園に呼び出される。
文武公園では男たちが待ち伏せしていてバトルとなった。
倒した後に男たちの正体を聞くと、涼と同じく朱元達を探している奴らだと分かった。
彼らから、朱元達はいつも福仙街の「豆将軒」で連絡を取り合っていたことを聞き出す。
豆将軒に行くも、すでに閉店していた。翌日出直し。
翌日、恒例の虫干しが終わると漢輝が現れ、しばらくは虫干しをして平常心を養えと言われる。
その後また技書をもらう。
再び豆将軒。
茶碗を並べて待っていると、男が「夜8時豆将軒」と書いたメモを置いて去っていった。
8時になると、見知らぬ背広の男が現れ、悪そうな奴らが登場して背広の男をさらっていった。
ここからは屋台が並ぶところでジャッキー・チェン顔負けのバトルが始まる。
なかなかかっこいい演出!
すべて倒して進むとさらった奴らに追いつく。涼の後ろには怪しい影が……。
涼が後ろから襲ってきた赤シャツの男をかわすと、いつのまにか目の前の奴らが倒されていた。
密かに秀瑛さんに後を尾けられ、助けられてしまったらしい。
赤シャツの男には逃げられてしまった。
背広の男を介抱するうちに、秀瑛さんは無言で去っていった。
豆将軒で背広の男から話を聞く。背広の男は朱元達の側近・張と名乗った。
涼が父・巌の話をすると、張は「蚩尤門の手が、もう日本にまで」とつぶやく。
朱元達は蚩尤門に狙われて身を隠しており、張さんも居場所は知らないのだという。
涼が朱元達に会う方法を聞くと、1つだけ手段があるという。危険だが覚悟はあるか?と聞かれ、情報をもらった。
朱元達を狙う組織・黄天会の斗牛と、敵対しているヘブンズのレンならば、なにか情報を持っているかもしれない。ただし、レンは危険な男だから気をつけろと。
涼は朱元達につながる情報を得るため、男・レンを捜す。
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