1つ目の武徳
まずは知っている武術家に会おう。
紅南街にいる太極拳の使い手・建民さんのところへ向かう。
手合わせし、武徳について聞いてみると「太極拳が剛に至るところを見たいか?」と聞かれる。
見たいと答えると「小擒打」を教わる。目の前の木に小擒打を打ち込み、地面を覆うぐらい葉を落とせたらマスターできたということらしい。
左下に現れるゲージがMAXのときに打ち込み続けると、修得できる。
小擒打を修得すると武徳の一つを教えてもらえる。
「功」……常におこたることなく、日々、修練を積み重ねていくこと
2つ目の武徳
建民さんに、他に武徳を知っていそうな人を聞くと菜珍街にある光武館の「玄周善」という拳法家を紹介してもらう。
光武館で玄周善と話す。
武徳について聞くも、「ワシには武徳を語る資格はない」「自分の弟子すら導けなかった男が武徳は語れない」と教えてもらえない。
破門した弟子は大道芸人となって、詠黄街の詠黄百貨にいるらしい。早速会いに行く。
詠黄百貨に入って右辺りで寝そべっている小汚い男に声をかける。
すると、突然男は口上を述べ始め、涼が石を割る芸をして見せるはめになった。男はちゃっかり見物人から金を集めていた。
男は宗泉といい、玄周善に破門された元弟子だった。
涼は男から、玄周善に渡して欲しいと手紙を預かった。
再び光武館で玄周善と話す。
宗泉から預かった手紙を渡すと玄周善は朗読をはじめる。
「我、戎の一字破るとも 曲、口を離れず、拳、手を離れず」
涼は手紙の意味を玄周善に訪ねる。
「戎」……おごり高ぶることなく己を律し、むやみに拳法を使わず、みだりに技を見せず
涼は「曲、口を離れず、拳、手を離れず」についても聞く。
「歌を愛する者がつねに曲をくちずさむように、拳法家はつねに心を拳に置き、修練に励む」という意味だそうだ。
戎を破って大道芸人になっても、まだ拳の道を捨てていないという宗泉。
心の熱い男だ。
3つ目の武徳
玄周善に、他に武徳を知っていそうな人物がいないか尋ねると、福仙街の三刀小路で理髪店を営む「張喩さん」を紹介される。
夜遅くなったので、翌朝出直し。
張喩理髪店に入り、武徳について聞くと椅子に座るよう言われる。
「拳法家はほとんどが無防備なときに暗殺された。髪を切っているときとか」と言い出し、不穏な空気で迫ってくる張喩さん。
涼に「何があっても動くな」と言うと喉元にカミソリを向けてくる。
ここで表示されるボタンを押さずに待っていると「肝がすわっている」と褒められ、武徳を教えてもらえる。
「胆」……常に動じることなく肝をすえて冷静に正しく判断すること
4つ目の武徳
張喩さんからは、いろんな武術家が胴着の仕立てを頼んでいる「華裁縫店」のご主人に聞いてみるように言われた。
華裁縫店では、恩田楼に住む桂香さんを紹介される。
太極拳の達人らしい。
恩田楼では、以前に会った老女が地上げ屋に囲まれているところだった。
涼が地上げ屋を倒すと、この老女が桂香さんだと分かり、最後の武徳を教わる。
「?」……正しいことのために、ためらうことなく行動すること
ただ、それを表す1文字は教えてもらえず。
文武廟の関羽様に聞いてみろと言われる。
文武廟に入ろうとすると、掃除中のため一般人は参拝できないという。
うまくやり過ごして、中に入るとさらに別の男がやって来た。
どうしても参拝したいと伝えると、自分の代わりにご奉仕をするように言われる。
仕方なく了承して、壁を掃除していると、壁の中から文字が出現した。
これで、武徳の最後の1文字が「義」だと分かる。
桃李少との出会い
ここで、後ろから出てきた中華服の男に桃李少を探していることを告げる涼。
すると以前文武廟で祈っていた女性が現れる。
女性は「あなたが邪道におちると知って……仇討ちも人殺しであることに変わりない」と言い涼をいさめようとする。
涼が「あなたと話しているんじゃない!」と怒ると、白い中華服の男からこの女性が桃老師だと告げられる。
桃老師は涼に「あなたにある武徳は功と胆のみ」だといい、戦うことになる。
女性相手に戦えないと消極的な涼だったが、攻撃が全く当たらないどころかあっという間に秘孔をおさえられてしまう。
桃老師に「行くあてがないんでしょ?」と言われ、宿泊場所の地図を受け取る。
涼が「老師!」と呼ぶと、女性は本名を名乗り、紅秀瑛だから秀瑛(シュウエイ)と呼んでと言われる。
そのまま秀瑛さんに着いていくと地図の場所「大元楼」に到着。
秀瑛さんの部屋(207号室)に案内される。
どうやら秀瑛さんの部屋に泊めてくれるらしい。なんとラッキーな!
ソファーで寝ながら秀瑛さんの寝顔を見る涼。ズルい。
明日こそは朱元達につながる情報が欲しい。
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