『Kansei ~豪邸殺人事件~』レビュー|超能力者チームが協力して推理するミステリー【評価・感想】PR

4 min
『Kansei ~豪邸殺人事件~』レビュー
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『Kansei ~豪邸殺人事件~』はSakeVisualが制作するミステリーアドベンチャーシリーズの第2弾だ。

すでにシリーズ3作品がリリース済み(ローカライズされたのは2作品)。現在は4作品目が開発中だ。

主人公は人の死を感じ取り、追体験できるサイコメトリー的な能力を持つ謎の男。前作で出会った青年に巻き込まれ、またしても殺人事件に遭遇する。

本作をプレイすると前作の犯人が分かってしまうため、先に前作をプレイするのがおすすめだ。

この記事では、前作との比較を交えながら『Kansei ~豪邸殺人事件~』をレビューしていく。

ジャンルミステリーアドベンチャー
発売元ラタライカゲームス
開発元SakeVisual
プラットフォーム
(ストアリンク)
Nintendo Switch
PlayStation 4 & 5
Xbox Series X|S & One
PC(Steam / itch.io)
日本語対応Switch:◯
PS:◯
Xbox:◯
Steam:×
発売日Switch:2022年1月14日
PS:2022年1月14日
Xbox:2022年1月14日
Steam:2018年9月15日
プレイ時間1時間45分
※2022年7月20日時点
こんな人におすすめ
  • サクッとプレイしたい人
  • 海外ミステリー好きな人

【時間がないあなたへ】
>>今すぐ総合評価を読む

【前作のレビュー】
>>『Jisei ~喫茶店殺人事件~』レビュー/評価を読む

本記事はラタライカゲームスから商品提供していただき、率直にレビューした。

ストーリーの一部ネタバレあり。
前作を未プレイの場合、大きなネタバレが含まれるため、要注意。

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あらすじ

主人公(通称カンガイ)は前回の事件で知り合ったナオキと、その仲間たちとともに依頼主・オートンの家に向かう。

面会直前、監視カメラでカンガイを見たオートンは突如取り乱し、彼だけは部屋に入れてくれるなと拒否する。

仕方なくオートンとは対面しないまま家の中をふらついていると、オートンの死の気配を感じ、急いで書斎を訪れると彼はすでに事切れていた。

主人公は仲間たちと協力し、犯人を見つけ出すことができるだろうか?

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協力して事件解決にあたる仲間たち

主人公(カンガイ)

『Jisei ~喫茶店殺人事件~』主人公
前作『Jisei ~喫茶店殺人事件~』より

依然として正体不明。
名無しで押し通そうとするが、アキから”カンガイ”と名付けられる。アキいわく「考(カンガ)える人(ガイ)」でカンガイ。

特殊能力
  • 周囲にいる人の死を感知
  • 亡骸に触れると死を追体験できる

アキ

『Kansei ~豪邸殺人事件~』アキ
アキ

弟のナオキ、リ・メイとともに行動する。
グループ内ではリーダー的な立ち位置。
ガルスキー刑事とは過去に何かあったようで……。

特殊能力

人の心に入り込んで誘導する

ナオキ

『Kansei ~豪邸殺人事件~』ナオキ
ナオキ

前作『Jisei ~喫茶店殺人事件~』では偽名(キザキ)を名乗っていた。
グループのなかでは温和な性格で、おどおどしている。

特殊能力

完全記憶能力

リ・メイ

『Kansei ~豪邸殺人事件~』リ・メイ
リ・メイ

口数の少ない少女。

特殊能力

周囲の人の感情を体験する

ガルスキー刑事

『Kansei ~豪邸殺人事件~』ガルスキー刑事
ガルスキー刑事

前作に引き続き登場する刑事。
アキのグループを監視するのが本来の任務。
実は主人公と過去に面識があるようで……。

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進化したシステムで真相を暴き出せ

『Kansei ~豪邸殺人事件~』はミステリーアドベンチャー定番のシステムを採用している。

「話す」「調べる」「移動する」それぞれのコマンドを使いながら、推理していく。

前作から変化したのは「調べる」コマンドだ。

前作では「調べる」を押すとその場にあるすべてのものを一瞬で調べてしまう仕組みだった。かんたんではあるが、捜索する楽しみがやや薄れてしまっていた。

本作ではカーソル移動による探索が可能になり、オブジェクトごとにコメントが表示されるようになった。

他の同ジャンル作品のようにオブジェクトにカーソルを合わせてボタンを押す必要はなく、カーソルを合わせるだけで、コメントが読める。

『Kansei ~豪邸殺人事件~』レビュー09
オブジェクトにカーソルを合わせると画面左上にメッセージが表示される

「移動」の幅も広がっている。

前作ではメインフロアとトイレしか移動できず少々味気なかった。本作では邸宅のさまざまな場所に移動可能となり、捜査をしている気分が高まる。

『Kansei ~豪邸殺人事件~』レビュー10
広い邸宅を探索

本作では選択肢によってエンディングが分岐する仕組みとなっており、よりゲームらしいプレイ体験が得られるようになった。

えむ

えむ

難易度は前作よりも上がったけど、難しくはないよー!

日本語のローカライズもほぼ問題がなかった。

キャラクターが増えても、全員にボイスが当てられている。前作と同じく英語ボイスを聞きながらのプレイがおすすめだ。

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仲間と協力して容疑者の裏の顔を見抜け

主人公は仲間たちと協力しながら、犯人を探していく。前作では孤独な捜査だったため、主人公も張り詰めた印象で殺伐としていた。

本作では捜査を通して、アキにイジられたり、不安そうなナオキをフォローしたり、リ・メイと徐々に打ち解けていったりと、人間関係が生じる。

仲間との掛け合いはまだぎこちないが、チームメンバーと次第に仲良くなっていく様子は微笑ましい

『Kansei ~豪邸殺人事件~』レビュー11
なんだかんだで仲良し
えむ

えむ

みんなキャラが立っていていいねー!リ・メイがかわいい!

仲間たちはそれぞれ特殊能力を持っているが、能力を主体として事件を解決するわけではない

たとえば、ナオキは一度現場を見ているため、そのときたまたま見ていなかったカンガイに脳内に焼き付けた現場の様子をシェアして見せ、お互いに協力しあうといった具合だ。

『Kansei ~豪邸殺人事件~』レビュー12
ナオキの記憶を見ているため、オブジェクトを動かしたりはできない

ミステリーアドベンチャーとしての形は維持されている。

容疑者は生前のオートンと関わりのある者たち。それぞれが裏の顔を隠し持っている。

  • 『Kansei ~豪邸殺人事件~』ソフィア
  • 『Kansei ~豪邸殺人事件~』ケビン
  • 『Kansei ~豪邸殺人事件~』マリサ
  • 『Kansei ~豪邸殺人事件~』リアム

主人公たちは情報を集め、それらのなかから殺人の動機につながりそうなものを見つけ出し、容疑者たちに突きつけて、本音を暴き出していく。

ストーリーが進むにつれて点と点がつながっていくのがおもしろく、クリアまで一気にプレイできた。

ボリュームが少ないのと、ちょいちょい次作への「匂わせ」があるのが気になった。

小出しに情報を出して匂わせるぐらいなら、もっとエピソードを追加して主人公や仲間たちのバックグラウンドを明かしてくれても良かったのでは……。

黒いジョヴァンナ

黒いジョヴァンナ

次回作にご期待ください。

えむ

えむ

ラタライカゲームスによると続編のローカライズは未定とのこと。早く続きがやりたい!

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総合評価

『Kansei ~豪邸殺人事件~』はオーソドックスなミステリーアドベンチャーゲームだ。

「移動」「調べる」「話す」のみで構成された定番のシステムはわかりやすく捜査に集中できる。

個性的な仲間が増えたことによって、会話の幅が広がり、ストーリーにコミカルな要素をプラスしている。

ボリュームがもう少しあれば文句なしだが、気軽にプレイできる推理モノとしておすすめできるタイトルだ。

グッドポイント
  • 個性的な仲間たち
  • 地道な聞き込み・捜査パート
  • シンプルで分かりやすい操作
ウィークポイント
  • ボリュームがもう少しほしい
レビュー時のプレイ機種

Nintendo Switch

『Kansei ~豪邸殺人事件~』を購入する(ダウンロード)

前作のレビュー
>>『Jisei ~喫茶店殺人事件~』レビュー/評価を読む

えむ

えむ

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