チャーリーとの対決
チャーリーとの約束の日。
家を出ようとすると福さんに呼び止められ、稽古をする。
福さんなりの気遣いだろうか。
涼が待ち合わせ場所のゲームセンターに向かおうとすると、道中で子どもに助けを求められる。
その先には昨日タトゥーショップで会ったサングラスの男とガラの悪い取り巻きが待ち構えていた。
どうやらチャーリーにハメられたようだ。
取り巻きを倒すとサングラスの男は子どもを人質に取ったが、涼がサッカーボールを使い男を撃退。子どもを救った。
中国語の手紙を解読
「ドブ板」までやって来ると、先程救った子ども・高文(コウブン)と会った。
高文の祖母は中国語が読めると聞き、涼は高文の祖母の店「ロシヤ」に向かった。
高文の祖母・秀玉に中国語で書かれた手紙を渡すと「裏文字(鏡文字)」になっていることが分かる。
鏡に映しながら訳してもらうと、手紙は朱元達という人物からのもので、「鏡を狙うものがいるので注意しろ。緊急の場合は陳大人に助けを求めろ」と書かれていた。
手紙の裏には電話番号と暗号のようなものが書かれていた(父なる天、九つの龍、母なる地、我が友)
早速電話をして暗号を告げると第8倉庫にくるよう告げられ、電話は切れてしまった。
電話番号を頼りに電話帳を引くと綱浜町(港)だと分かった。
第8倉庫へ
近くのバス停から港に向かうバスに乗る。
港に着くとヤンキーにカツアゲされている男を見かけ、助けに入る。
ヤンキーをタコ殴りにした後で第8倉庫の場所を聞く。
第8倉庫に着いたが、正面の入り口は警備員に見張られていて入れない。
裏に回るとおあつらえ向きの箱があり、その先に窓があるナイスな配置。
近くの箱を押してきて、足場にして箱に乗ることに成功。倉庫内に侵入する。
奥まで進むと誰かの声が聞こえたので、そのまま盗み聞き。
どうやら旧倉庫街にも第8倉庫はあるらしい。まちがえてしまったのか
旧倉庫街へ
旧倉庫街に向かう途中で見覚えのあるトラックが見えた。
ホットドッグ屋のトム、こっちでも商売していたのかよ……。
旧倉庫街に入ろうとすると警備員に止められてしまう。
涼は夜まで待つことにする。
夜になって旧倉庫街に侵入したが、警備員がウロウロしていて第8倉庫まで近づくのにも一苦労。
うまいことやり過ごして倉庫に入った。
棚にある皿を物色していると皿を落としてしまう涼。なんて間抜けなんだ……。
倉庫内の男に気づかれてしまい、陳大人に会いに来たと伝える。
すると赤い中華服を着た陳大人が現れる。
陳大人に事情を話すと、涼の父・巌と朱元達が中国から鏡を持ち出したこと。父を殺した藍帝は蚩尤門という組織の幹部ではないかと分かる。
鏡は2枚あり、藍帝に盗まれたのはそのうちの1つ。もう1つが日本国内にあると知り、涼は鏡を探そうとする。
もう1つの鏡探し
翌朝、稲さんから巌が骨董屋に何かを預けていたことを聞く。
骨董屋に向かう道中で陳大人が手伝いとして差し向けた息子・貴章が現れる。
貴章は腕試しだといって戦いを仕掛けてきた。
戦いのあと、二人で鏡について話していると屋根の上に潜んでいたスキンヘッドの男に会話を盗み聞きされていた。
涼が一人で骨董屋を訪ねると、巌が預けていたという刀の鍔(ツバ)を受け取る。
これは芭月家の跡取りが18歳になったら受け継ぐものだそうだ。
稲さんに見せると、鍔の模様が「芭月家の家紋」を表していることがわかった。
ここまで順を追ってきたが、私はゲーム冒頭で道場の壁に意味ありげな穴が空いていたのを知っている!
まず、巌の部屋の引き出しから謎の鍵を入手。
次に道場中央にある細長い箱から刀をゲット。目の前の掛け軸を外すと穴が出現したので、差してみる。
次に刀を差したところの横にある掛け軸を外して、壁の穴に刀の鍔をセッティング。
すると、隠し部屋が出現する。なんとも忍者屋敷的な作りだ。
隠し部屋の地下に進むと床に棚を引きずった跡があるので、棚を元に戻してみた。
棚で隠されていた壁は不自然に変色しており、入り口にあった斧で壁を壊してみると2つ目の鏡がお目見えする。
これが貴章の話していた「鳳凰鏡」だろう。
ずいぶんあっさり見つかるものだ。
鳳凰鏡の情報を探る
「鳳凰鏡」について情報を収集するべく、鑑定できそうな人のところへ。
ロシヤで秀玉さん、骨董屋のおじいさんに見てもらったものの、大した情報は得られず。
陳大人のところへ持っていくと、
「龍と鳳凰の鏡を使うとこの世のすべてを喰らい尽くす、伝説の怪物が出てくる」と言われる。
急にファンタジーになってきた!
藍帝は、それを企んでいるんじゃないか?鏡を手放すな、と警告されたそばから怪しい男に鏡を盗まれる涼。
その場は陳親子の機転もあり、なんとか鏡を取り返す。
鏡を奪おうとしたのは涼と貴章の話を盗み聞きしていたスキンヘッドの男だった。
陳親子によると、男は陳親子とは敵対関係にある組織「蚩尤門(シユウモン)」に連なる者らしい。
「蚩尤門」は「マッドエンジェルス」ともつながっており、たどっていけば藍帝に行き着くのではないかと涼は考えた。
陳大人いわく、藍帝はすでに香港へ向かっているだろうという。
親父の仇を討つため香港へ行きたいという涼に対して、陳大人は「命を粗末にするな」と忠告し、協力を拒んだ。
香港を目指して
翌日。香港行きを決意した涼は預金をチェックするが、4万ほどしかなく旅費には程遠い。
福さんに安い旅行会社「アジア旅行社」を紹介してもらった。
旅費の工面は稲さんに頼もうとしたが、涼の横から福さんが乱入。旅の目的を正直に話してしまい、稲さんを怒らせてしまう。
アジア旅行社に向かうとバブリーな女性がいた。
やる気もなく、何度も香港行きのパンフレットを寄こせと言ってやっとパンフレットをもらう。
15万8千円。所持金では全然まかなえない額だった。
福さんに相談するため、一度家に帰ろうとすると道中でめぐみちゃんから猫がいなくなったと聞かされる。
近所を探して猫を発見。連れて帰ろうとすると、後ろから原崎に声をかけられる。
「猫に『は』やさしいのね」とジェラシー満載の一言を言われるが、涼は意に介さず。無粋なやつだ、全く。
家に戻って福さんに旅費が足りないことを伝える。
福さんから豚の貯金箱を託される。
涼はありがたく受け取って、本人の目の前で豚の貯金箱を叩き割る。良心は傷まないのか、涼。
福さんの貯金は約4万円。それでも15万円には届かなかった。
花屋に行って原崎に相談すると「船便にしたら?」と言われ、再度アジア旅行社へ。
船便なら6万9千円。すぐ手配するなら前金だと言われ、所持金を渡す。
チケットは4時間後に取りに来るよう言われ、一度帰宅。
帰宅後、福さんにチケットが取れたと伝えて、感謝。
4時間後にチケットを受け取りにアジア旅行社へ。
先程までの女性はおらず、怪しい男が3人。
チケットのことなど聞いていないとしらばっくれる。
涼は、相手をボコボコにしたあと、チケットを再度要求。
ジミーという男から明日連絡をもらうことになる。
余談だが、この日は雪が降っていた。
雪が浅く積もっているところを歩くとシャリシャリ、深く積もっているところではギュッギュッと音が変わっていて、当時から細かいところにこだわっていたのが垣間見えた。
翌日、ジミーから朝一番で電話があり、12時にゲーセンでチケットを受け渡すことになる。
もはや怪しさしかないが、とりあえずゲーセンに言ってみるとやはり罠だった。
スキンヘッドの男がチケットを持って待ち構えており、戦うハメに。
バトルに負けたところで福さんが助けにきて、男は逃走。涼は家に運ばれた。
翌日、アジア旅行社を訪れるとジミーが逃げようとした。
追いかけて捕まえると、アジア旅行社は倒産。チケットも用意できないという。
スキンヘッドの男は誰なのか問いただすと「マッドエンジェルス」の一味で、「マッドエンジェルス」は港を取り仕切っているため、港で働けばボスに会えると分かる。
手がかりをつかむため、涼は港に向かった。
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