『DARQ』レビュー|不気味な世界をさまようホラーパズルアドベンチャーゲーム【評価・感想】

4 min
『DARQ』レビュー
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『DARQ』は不気味なビジュアルが特徴のパズルアドベンチャーゲームだ。

ロイド少年は悪夢から抜け出すため、奇怪なクリーチャーを避けながら、アイテムを集め、パズルを解いて進んでいく。

『DARQ』レビュー01

ストーリーは一切説明されず、ビジュアルだけで楽しむタイプの作品だ。

この記事では5つのポイントを上げながら、 『DARQ』 をレビューしていく。

ジャンルパズルアドベンチャー
発売元Unfold Games
Feardemic
開発元Unfold Games
プラットフォーム
(ストアリンク)
Nintendo Switch
Xbox One
PC(Steam / Epic Games)
日本語対応Switch:◯
PC(Steam):◯
発売日Switch:2021年3月25日
Xbox:2020年12月4日
Steam:2019年8月15日
価格
※2021年10月26日時点
Switch:2,000円(税込)
Xbox :2,350円(税込)
Steam:2,050円(税込)
プレイ時間3.5時間
こんな人におすすめ
  • 不気味な世界、奇妙な味のホラーを好む人
  • パズルゲームが好きな人(難しすぎないパズルが好きな人)

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パズルの難易度が難しすぎなくてちょうどいい

『DARQ』レビュー02

『DARQ』ではさまざまなパズルを解いてステージクリアを目指す。

操作方法はシンプルで基本的には3要素のどれかを行い、先に進んでいく。

  • 地面を回転させる
  • アイテムの探索・使用
  • パズルを解く

地面の回転は本作の特徴のひとつだ。
ステージ突き当りでボタンを押すと壁方向に90度回転し、壁が床になる。

『DARQ』レビュー03
『DARQ』レビュー04
『DARQ』レビュー17
黒いジョヴァンナ

黒いジョヴァンナ

床がくるくる回転するのがルービックキューブみたいね。

回転のギミックを使用して、通常は穴があって進めない場所でも、2回転し、天井を歩いて先に進むことができる。

アイテムは見つけやすいように配慮されており、ロイドが近づくと手のマークが表示される。

『DARQ』レビュー05

アイテムの使用箇所ではリュックのマークが表示されるが、どのアイテムを使用するのかプレイヤー側で考えなければならない。(まだ入手していないアイテムが必要なケースもあり)

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パズルはブロックを動かす単純なものから、マークを順番に動かすものや迷路を解くなど定番のものが多い。

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頭を抱えるような難解なものはない。パズルが苦手な筆者でも何度か試行錯誤すればクリアできるレベルでほどよい難易度だった。

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美しいビジュアルと不気味な雰囲気を楽しむ

『DARQ』の最大の魅力は不気味なビジュアルだ。

ロイドが彷徨うのはヨーロッパ風のレトロな建築物で、奇妙なクリーチャーが蠢いている

『DARQ』レビュー08
ランプシェードを被るクリーチャー

クリーチャーに遭遇するとパズルゲームからホラーゲームに早変わり。気づかれると猛スピードで襲われる恐怖を味わう。

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洞穴に隠れ、異形のモノをかわすロイド

筆者が気に入ったのはラッパ頭のクリーチャーだ。椅子を引く音が管楽器の「ぷおーん」という音に変えられている。

『DARQ』レビュー10
本作ダントツの奇妙なクリーチャー

音楽は、環境音がメインだ。

静寂の中で聞こえる足音やカチカチと鳴る機械音が心細さを感じさせる。

突然のクリーチャーの登場で脅かす演出(ジャンプスケア)は数度ある程度。ジャンプスケアに頼らず恐怖を演出しているところが良かった

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考察【結末(最後のシーン)のネタバレ注意】

『DARQ』レビュー11

『DARQ』の作中には状況の説明がない。

なぜロイドは悪夢の世界にいるのか。クリーチャーはなんなのか。エンディングの意味は。

すべてプレイヤーの想像に委ねられている

筆者が思うに、ロイドは地獄をさまよっている。

西洋の神話や宗教の冥界では数字の7が重要な意味を持つことが多い。(キリスト教の7つの大罪、ギリシヤ神話で冥府の川は冥界を7重に取り巻くなど)

ロイドは地獄にある7つのステージで試練を乗り越え、審判を受けたのちにエンディングで開かれた扉(=天国の門)をくぐり、天国へと旅立ったのではないだろうか。

DLCのクリア後も棺桶に入って、家のベッド近くに置かれるところで終わっており、それから本編がはじまったと考えると、亡くなる→試練を乗り越える→天国への流れがより感じられた。

えむ

えむ

深く意味を考えず、雰囲気だけ楽しむのも全然あり!

黒いジョヴァンナ

黒いジョヴァンナ

骸骨みたいに痩せた少年が囚人服みたいな柄のTシャツを着せられているのがすごくいいわね。

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2種類のDLC

『DARQ』レビュー12

『DARQ』には2種類のDLCが用意されている。

  • The Tower (タワー)
  • The Crypt (地下墓所)

どちらも本編より少し難易度が上がったパズルとグロテスクな表現が含まれている。

ストーリーの流れがあるため、プレイ順は本編→DLC(タワー)→DLC(地下墓所)がおすすめ

タワーには怪物の体内のような場所もあり、不気味かつユニークな舞台装置を楽しめる。 

『DARQ』レビュー13
タワー

地下墓所は巨大な遺跡のようで、探索しながらステージをまじまじと眺めてしまった。

『DARQ』レビュー14
地下墓所
えむ

えむ

大人の事情で詳しく書けないけど、ここのギミックも気持ち悪くていいね!

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プレイ時間はDLC込みで3.5時間

『DARQ』のプレイ時間は本編2.5時間、DLC2つで1時間の計3.5時間だった。

筆者は何か所かアイテム探索で時間がかかった。パズルが得意なプレイヤーであればさらに短い時間でクリアできるだろう。

隠しアイテムの収集要素もあり、全部集めようと思えば自ずとプレイ時間は増えるはずだ。

『DARQ』レビュー15
収集要素:秘密のアイテム
えむ

えむ

作り込まれた世界観が気に入ったので、もっと多くのステージをプレイしたかったなー

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総合評価

『DARQ』レビュー16
筆者お気に入りのシーン
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総評:非常に良い

『DARQ』 は不気味な世界観が魅力のパズルアドベンチャーだ。

美しいヨーロッパ風の建築には陰鬱な影がさし、奇妙なクリーチャー、無駄を削ぎ落とした効果音などの優れた演出によって、悪夢の世界観を存分に味わえる

パズルは定番のものが多く、パズルが苦手なプレイヤーでも試行錯誤すればクリアできる。

DLCはストーリーを補完する作りで、よりエキセントリックな演出が光った。

唯一物足りなかったのはボリュームで、作り込まれた世界観の満喫する時間がもう少し欲しかった。

本作は不気味な世界観が好きなプレイヤーにおすすめしたいタイトルだ。

グッドポイント
  • 精巧で暗鬱な雰囲気
  • ほどよい難易度のパズル
ウィークポイント
  • ボリューム不足
レビュー時のプレイ機種

PC(Steam)

『DARQ』を購入する(ダウンロードのみ)
えむ

えむ

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